店舗の内装はDIYできる?流れやできない工事も解説

「こだわりの店舗を作りたいけれど、内装工事の予算はできるだけ抑えたい」と、DIYでの店づくりをご検討中ではありませんか。
自身で施工すれば大幅なコストダウンやオリジナリティの追求が可能ですが、手順やプロに任せるべき作業を見誤ると、工期の遅れや重大な欠陥に繋がりかねません。
本記事では、DIYで失敗しないためのスケジュール管理や準備、具体的な進め方にくわえ、安全面から専門業者に依頼すべき工事のポイントまでを解説します。
コストを抑えつつ、納得のいく理想のショップ空間を実現したいとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。
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店舗内装のDIY前の準備で失敗を防ぐ3つのポイント

店舗内装をDIYでおこなう場合、実際の施工技術よりも事前の綿密な計画と準備が成功の鍵を握ります。
まずは、スケジュール管理や必要な作業の整理、費用の試算方法などについて解説していきます。
日程の逆算と計画立案
店舗のオープン日が決まったら、工事や各種手続き、備品発注を整理し、流れをスケジュール表に落とし込んで可視化しましょう。
そのうえで、開店1か月前を検査や写真撮影の締切とし、そこから逆算して工程を配置すると、段取りが組みやすくなります。
とくに、DIYは慣れるまで想定より時間がかかるため、見込みの1.5倍~2倍の予備日を確保しておくことが大切です。
また、電気や給排水などの専門工事は着工1か月以上前に予約し、2月・3月や9月は早めに連絡すると日程調整がしやすくなります。
開店準備の作業整理
内装工事と並行する作業は多いため、まずは全体を整理して事前に確認しておくことが大切です。
とくに、営業許可などの行政手続きは時間がかかるため、図面を持参して早めに保健所へ相談しておきましょう。
ここでDIYにおいて最も注意すべきなのが、消防署への事前相談です。
店舗には建築基準法や消防法による「内装制限」があり、火気を扱う飲食店などでは、壁や天井に燃えにくい「不燃材料」を使わなければならないルールがあります。
これを知らずに好きな木材や壁紙をDIYで貼ってしまうと、検査に通らずすべてやり直しになるリスクがあるため、必ず事前に使用できる素材を確認してください。
什器や大型機器の搬入経路とあわせて、法令をクリアしたレイアウトを計画することが成功への近道です。
費用の概算と試算方法
予算を立てる際は、費用を「材料費」「工具費」「業者委託費」に分け、最後に予備費をくわえて全体像を把握します。
飲食店の内装費は坪単価15万~50万円が目安ですが、立地や設備内容によって変動するため、条件に合わせた試算が必要です。
また、居抜き物件かスケルトン物件かによって必要な工事項目も異なるため、物件状況を踏まえて整理しましょう。
材料費は数量表をもとに算出し、塗料やクロスは補修分も含めて、1.2倍ほど見込んでおくことが大切です。
さらに、資格が必要な工事は早めに見積もりを取り、全体予算の10~20%を予備費として確保しておくと、想定外の出費にも対応しやすくなります。
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店舗内装DIYの流れと進め方

前章では、DIYをおこなう前の準備を述べましたが、実際の施工段階はどのように進行すればよいのでしょうか。
ここでは、内装業者との連携方法や材料と工具の調達など、DIYの流れについて解説します。
業者との役割分担決め
まずは完成イメージと優先順位を整理し、写真やラフ図を使って、どこまでを自分でおこない、どこからをプロに任せるかを明確にしましょう。
図面や寸法を整え、電気や給排水などの専門分野は早めに相談しておくと、届出や段取りも把握しやすくなります。
見積もりを確認する際は、費用だけでなく、工期や作業範囲、保証内容まで丁寧に目を通しておくことが大切です。
また、管理会社やオーナーへ工事内容を伝える際は、退去時の原状回復の取り決めも確認し、書面で残しておくようにしましょう。
作業中は工程表を見ながら打ち合わせをおこない、「誰が・何を・いつまでにおこなうか」を共有すれば、DIYと専門工事を両立しやすくなります。
工期と品質の検討事項
DIYは思わぬ工程が増えることもあるため、作業時間と乾燥時間を分け、余裕のあるスケジュールを組むことが大切です。
とくに、壁や床など目に入りやすい部分は、サンプル材で色味や質感を確かめ、照明との相性まで確認しておくと完成度が高まります。
また、材料は価格だけでなく、耐久性や掃除のしやすさといった長期的な使いやすさも意識して選びましょう。
たとえば、照明をLEDにすれば省エネ効果が期待でき、日々の光熱費を抑えることにもつながります。
こうした視点で工期・品質・費用のバランスを考えると、迷いを減らしながら判断しやすくなります。
工具・材料の調達方法
まずは作業に必要な工具と材料をリスト化し、消耗品と再利用できるものを分けて整理しましょう。
電動工具は購入かレンタルかを検討し、使用頻度の低いものはレンタルや定額サービスを活用すると、保管スペースも抑えられます。
さらに、材料の受け取りは工程に合わせて納品日を決め、重い荷物は搬入ルートと仮置き場所を確保しておくことが大切です。
保護シートや作業用の保護具も忘れずに用意し、周囲をしっかり養生しておきましょう。
こうした準備を仕組み化しておけば、作業が滞りにくくなり、追加の買い出しにも落ち着いて対応しやすくなります。
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DIYでは対応できない店舗内装の専門工事

ここまで、DIYの進め方を解説しましたが、安全面や法律上の観点から自分ではおこなえない作業もおさえておきましょう。
最後に、資格の有無やリスク管理の面から、専門業者に任せるべき工事箇所について解説していきます。
資格が必須の電気工事
店舗では多くの照明や機器を使うため、増設も見据えた回路設計や施工は、専門業者に任せることが大切です。
電気工事には国家資格が必要なため、計画段階から専門家に相談し、仕様を決めていきましょう。
コンセント増設や分電盤調整には負荷計算などの知識が欠かせず、プロに依頼することで安全性を確保しやすくなります。
また、消防法や保険面でも施工記録が整っていれば点検がスムーズになり、運営の不安軽減につながります。
DIYは内装や装飾に注力し、電気周りは業者の予定に合わせて工程を組むことで、全体の仕上がりも安定するでしょう。
高難易度の配管工事
水道や排水工事は、配管の勾配や接続方法で仕上がりが左右されるため、基本は専門業者に任せましょう。
とくに、飲食店では厨房機器や手洗い器の配置で配管が複雑になりやすく、動線を踏まえた設計が使いやすさを左右します。
継手の締め込みや防水処理など、見えない部分の施工が重要で、丁寧におこなえば水漏れを防ぎ、清潔な環境を保ちやすくなります。
さらに、飲食店で必須となる「ガス工事」も、安全上の理由から有資格者(ガス会社指定業者など)しかおこなえないため、プロに依頼してください。
また、万が一に備え、工事が保険対象かを確認し、記録の残し方も事前に管理会社へ相談しておくことが大切です。
配管などの設備費は確保し、他の部分で調整しながら全体のバランスを整えることが、無理のない計画につながります。
構造に関わる固定と「賃貸物件のルール」
棚やカウンター、大型看板などの重量物を壁や天井に設置する際も、プロに依頼すべき重要な工程です。
万が一落下した場合、お客様やスタッフに重大な危険が及ぶため、下地の強度確認や適切な金具の選定など、確かな施工技術が求められます。
また、賃貸テナントの場合、建物の躯体(コンクリートの壁や柱、梁など)に直接ビスを打ったり穴を開けたりすることは、契約上禁止されているケースがほとんどです。
無断で加工してしまうと、退去時に多額の原状回復費用を請求されるトラブルに発展します。
そのため、どこに穴を開けてよいのかを事前に管理会社へ確認し、そのルール図面を施工業者と共有してプロの判断で固定してもらいましょう。
構造に関わる部分はプロに任せ、壁の塗装や装飾などの表面的な仕上げをDIYでおこなうのが、安全で賢い進め方です。
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まとめ
店舗内装のDIYを成功させるためには、実際の施工技術よりも綿密なスケジュール管理や余裕を持った予算計画の準備が重要です。
自分の作業範囲と業者への依頼部分を明確に線引きし、工程管理や材料調達においてレンタルなどを活用しながら効率的に作業を進めます。
資格が必須の電気工事や水漏れリスクのある配管、安全性が求められる重量物の固定などは必ずプロに依頼し、DIYと使い分けるべきでしょう。
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株式会社レガリア
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